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2022.07.21#シェアハウス#間取り

シェアハウスの一般的な4種類の間取りと3種類の個室タイプを紹介

シェアハウスはアパートなどとは異なり、共有スペースでの入居者とのコミュニケーションが魅力な物件です。

多くのシェアハウスでは、食事をするダイニング、リビング、トイレ、お風呂・シャワー、ランドリーなどは、入居者で共有して使いますが、中にはコミュニケーションスペースのない、会社の寮的な特殊なシェアハウスもあります。

そこで、シェアハウスの一般的な4種類の間取りと、3種類の個室タイプを紹介します。

シェアハウスの4種類の間取り

ここではシェアハウスの一般的な間取りを紹介します。4種類それぞれの間取りの特徴を紹介するので、自分のライフスタイルに合ったシェアハウス選びの参考にしてください。

1階に共用スペースがあり2階以上に個室がある間取り

1階に共用スペースがあり2階以上に個室がある間取りです。

ダイニング・リビング・トイレ・お風呂などの共用スペースが1階に集中していて、2階以上が個室になっています。1階に共有スペースが集中しているので、2階以上の各個室では比較的静かに過ごせます。

リビングを通らなくても自分の個室に行けるので、他の居住者と顔を合わせたくない時には便利です。
ただし、個室が2階以上にあるため、トイレに行くのにわざわざ1階までいく必要があります。夜中に寝ぼけて階段から落ちないよう気を付けましょう。

各階に共用スペースと個室がある間取り

各階に共用スペースと個室がある間取りの場合、トイレやお風呂、ランドリースペースが各階にあるので、階段で移動せずに共有設備を使えて便利です。

生活空間と共有スペースが近いことで人の気配を感じられ、安心感をもって生活できるという特徴があります。ふとしたきっかけでほかの入居者と会話が弾むことも多いでしょう。ダイニングやリビングは各階にはないので、食事のときやテレビを見る場合は、階段を使って移動する必要があります。また「、シャワーは各階に設置されているが、お風呂は1階のみ」という間取りではこともあるので、シャワーではなくお風呂湯船を利用したいとき場合は、お風呂グッズを持って1階へ行く必要があります。

また、トイレや洗面台の数が入居者の数に対して十分でないと、せっかく共有スペースと個室が同じ階にあってもるのに、トイレや洗面所の数によっては混雑して使いたいときに使えないこともあります。入居を判断する際には、居住者数に対する水まわりの数が充分か確認しましょう。

また、個室同士が隣り合うことが多いため、壁の厚みによっては隣の個室の生活音が気になる場合もあります。

一般的なアパートのように部屋の中にお風呂とトイレが設置されている間取りもあります。家賃が高額になってしまいますが、シェアハウスのコミュニケーションを楽しみつつ、プライベートを確保したい人におすすめです。

共用スペースがない個室のみが並ぶ間取り

シェアハウスとしては少し特殊な間取りかも知れませんが、共用スペースがなく個室のみが並ぶ間取りもあります。

各階にシャワールームとミニキッチン、トイレが設置されていて、ダイニングやリビングなどの共用スペースはありません。居住者同士のコミュニケーションに重点を置いていない人には、魅力的な間取りとなります。

賃貸物件と違うのは、部屋の中にお風呂やトイレ、水まわりがないことです。水まわりを共用にしていることで、家賃を抑えることができています。リビングがないため、キッチンは狭く本格的な料理には向いていません。また、他の居住者が使っている場合は、順番待ちとなってしまいます。

豪華な共有設備が備わった間取り

多目的ホールなど豪華な共有設備が備わった間取りのシェアハウスもあります。一般的なシェアハウスの設備は当然ですが、加えて地下に多目的ホールがあり、入居者が集まってヨガやストレッチなど行うことができます。

防音室・ジム・バーカウンター・シアタールーム・カラオケなどの豪華な共有設備が整っているシェアハウスもあり、1人暮らしでは味わえない楽しい生活を送ることができます。

下記の記事では、実際の物件から間取りを紹介しております。是非参考にしてみてください。

シェアハウスの間取りってどんな感じ?実際の物件から紹介▶ 🔗

シェアハウスの3種類の個室タイプ

ここでは「完全個室タイプ」「セミプライベートタイプ」「ドミトリータイプ」の3種類のタイプを紹介します。

完全個室タイプ

自分のプライベート空間を確実に確保できるのが完全個室タイプです。部屋の広さはシェアハウスによって異なりますが、5畳~7畳が一般的です。

個室には、ベッド・エアコン・机や椅子が備えつけられていることが多く、物件によっては個室の中にトイレと洗面所が一体化したユニットバスが設置されている部屋もあります。ほぼ一般のアパートと変わらない設備が備わっていて、快適な居住空間が提供されています。

セミプライベートタイプ

セミプライベートタイプは、2人で1つの部屋を利用するタイプとなります。部屋の中はパーティションやカーテンで仕切ることができ、それぞれのプライベート空間を確保できます。

エアコンや照明などの電化製品を2人で使うので、個室よりは家賃が安くなるのがメリットです。一緒に暮らしたい友人がいる場合や、誰とでも仲よくなれる人におすすめです。

ドミトリータイプ

シェアハウスの中で、最も家賃が安く設定されるのがドミトリータイプです。ドミトリータイプは、1つの部屋に2段ベッドが複数設置されています。

仕切りがないので、プライベートな空間はベッドの上のみです。とにかく費用を抑えたい人におすすめです。プライベート空間がベッドの上のみなので、荷物は多く保管できません。また、同じ部屋の居住者とのトラブルを避けるためにも、貴重品の管理はしっかり行う必要があります。

間取りや個室タイプとあわせて確認しておくとよいこと

シェアハウスの部屋を決める際に、間取りや個室タイプとあわせて確認しておくとよい項目を紹介します。

部屋の広さと備え付け家具

旅行などで短期間だけ過ごす部屋とは違い、シェアハウスは生活するための部屋なので、それなりの生活道具が必要になります。

エアコン・冷蔵庫・洗濯機などの基本的な電化製品は備え付けのため不要ですが、日常の着替えなど衣類を保管するスペースは必要です。他にも、机や椅子が別途必要となる場合もあります。

生活に必要な電化製品や家具はそれぞれのライフスタイルによって異なるので、荷物を置けるだけの部屋の広さがあるか、希望する家具が備えつけられているかを確認しておくとよいでしょう。

共用設備の種類と充実性

共用設備の種類とその充実性も、生活する上では重要です。

たとえば、トイレや洗面所が各階に1つで、各階にはそれぞれ10人~15人が住んでいる場合、トイレや洗面所は確実に不足しているといえます。逆に、同じ居住者数でもトイレも洗面台も3つ設置されているなら安心できます。

お風呂も通常のバスタブでなく、定員5名の大きなお風呂が完備されていると順番待ちも少なくなるばかりか、足を伸ばして利用できるので毎日温泉気分で疲れを癒やせます。また、各階にシャワールームが設置されていると、シャワー派の人ならわざわざ1階のお風呂に行くことなく、個室の近くでシャワーを済ますことが可能です。

このように、共用設備は自分が生活することをイメージして、種類と充実性を確認しておきます。

共用スペースと個室の位置関係

共用スペースと個室との位置関係も重要です。たとえば、1階にダイニングやリビング、お風呂・トイレなどの共用スペースが集中しているシェアハウスでは、1階の個室を利用している人は、生活音のストレスを感じやすくなります。

音が気になる場合は、1階の個室より2階のできるだけ共有スペースから離れた個室を選ぶと落ち着いて生活できます。ただし、その場合はトイレなどの共有スペースから遠くなるので、移動には余裕を持ちましょう。

まとめ

今回は、シェアハウスの一般的な4種類の間取りと、3種類の個室タイプを紹介してきました。

居住者同士のコミュニケーションに魅力を感じて、シェアハウスに入居する人が多いですが、プライベートもしっかり確保したいと希望する人もいます。そのような人は、家賃は高くなりますが、ユニットバス付の個室を選ぶとよいでしょう。

一方、費用を抑えたい人にはドミトリータイプがおすすめです。ドミトリータイプの場合はプライベートスペースがほとんどベッドの上だけなので、荷物の多い人には向いていません。

いずれにしても、自分のライフスタイルと持っている荷物などを考慮して、シェアハウスで住む部屋を決めることが大切です。