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2022.07.20#シェアハウス#入居までの流れ#知識

シェアハウスの入居までの流れと準備するもの・入居時に必要なものは?

さまざまな人と交流しながら生活できるシェアハウスに魅力を感じている人もいるのではないでしょうか。

シェアハウスに入居するためには、通常の賃貸物件と同様に、問い合わせ、内覧、申し込み、保証金の支払い、審査、契約、入室といった手順があります。ただ、通常の賃貸物件とは違いシェアハウスにはもともと備え付けられている電化製品や家具があるため、入居時に準備するものは大きく異なります。

今回はシェアハウスに入居するまでの流れと準備するもの、入居時に必要なものを詳しく解説します。シェアハウスへの入居を検討している人は参考にしてください。

シェアハウスの契約で準備するもの

フレッシュルームの場合、契約で必要なのは次の3つです。
・入居申込書(内覧時に受け取った用紙)
・契約入居者の顔写真付き身分証明書のコピー
・印鑑

これらは、賃貸物件の契約に必要なものとほぼ同じで、シェアハウスだからといって特別必要となるものはありません。基本的には、シェアハウスの管理会社や不動産業者から必要書類が渡されるので、それらの書類を確認してサインしていく流れになります。

初期費用の支払い準備もしましょう。シェアハウスの場合、敷金・礼金は基本的にありません。その代わりに保証金が必要です。保証金は、敷金と同様に退室時の部屋の修繕やクリーニングに使われます。敷金・礼金 の相場は家賃の2カ月~4カ月分で、数十万円かかることもあります。一方、シェアハウスの保証金は30,000円~50,000円が相場です。

他にも、初期費用には契約金(手数料)、入居月の日割り家賃・共益費も含まれます。月末に入居する場合は、翌月分の家賃・共益費を初期費用が必要となるケースもあります。フレッシュルームの場合、初期費用の最低金額は73,000円で す。

また、火災保険などの保険加入が必須の物件もあります。管理会社に、保険加入が任意なのか必須なのか、必須の場合は掛け金について事前に聞いておきましょう。

シェアハウスの契約~入居までの流れ

ここではシェアハウスの契約から入居までの流れについて解説します。

問い合わせ

メールや電話でシェアハウスの管理会社へ問い合わせます。部屋が空いている場合、実際に見学できることもあります。物件によっては内覧が必須となっている場合もあります。一度確認してみるとよいでしょう。

内覧

シェアハウスの最寄り駅、もしくは現地に集合して内覧します。遅れないように、集合時間と場所はあらかじめ確認しておきましょう。

実際に生活する可能性がある土地ですので、シェアハウスの中だけを見るのではなく、駅から物件への道のりにスーパーやコンビニ、飲食店、ドラッグストア、銀行などがあるのかどうかも確かめておきましょう。

内覧は日中に行うことが多いですが、街灯の設置状況を確認することで、夜になっても明るいかどうか判断できます。

シェアハウス内では、共有部分の清潔さや個室の広さ、電化製品・家具の管理状況について確認をしましょう。明らかに汚い場合、シェアハウスのルールを守れない居住者がいるか管理会社の管理が行き届いていない可能性があります。

申し込み・保証金の支払い

内覧の際に入居申込書が渡されます。内覧でシェアハウスの周辺環境、建物内部に満足できれば、希望する部屋が空いていることを再確認して入居申込書を提出します。入居申込書の提出方法は管理会社によって異なります。

管理会社によって変わりますが、入居申込書の提出時に保証金の振り込みが必要です。また、契約までに、その他の初期費用も入金します。入金方法についてはクレジットカードやオンライン決済サービスが利用できる管理会社もあります。金額とあわせて、振り込み方法も事前に確認しておきましょう。

また、入居審査のために連帯保証人の連絡先や緊急連絡先が必要になることもあります。事前に連絡先の確認と、審査の際に連絡が入ることを伝えておきましょう。

審査

シェアハウスの管理会社に入居申込書を提出すれば入居確定というわけではありません。通常の賃貸物件と同様、所定の審査があります。

申し込みのときに管理会社に伝えた緊急連絡先や連帯保証人あてに連絡する場合が多いようです。審査に1週間程度かかることもあるので、余裕をもって申し込みましょう。

契約

審査に通過したら、いよいよ契約です。入居日を決め、正式に契約を結ぶことになります。

契約書は、内覧時の説明と異なっていないか、内容に間違いがないかを確認しましょう。不明点は管理会社に質問して、納得した上で契約を結びます。契約書への署名・捺印が必要なので、印鑑を忘れずに持っていきましょう。

入室

契約が完了してようやく入室です。契約日が入居日と同じ場合、契約が完了したら鍵を受け取り、そのまま入室できる場合が一般的です。

契約の際に入室に必要な荷物をすべて準備しておくと、すぐに新生活を始められます。基本的に入居日以前の荷物の搬入はできませんが、入居日当日であれば時間指定をして荷物を受け取ることも可能です。

シェアハウスの入居時に必要なもの・いらないもの

シェアハウスに入居する際に必要となるものや必要でないものにはどのようなものがあるのでしょうか。ここではシェアハウスへの入居で必要なもの・いらないものについて解説します。

シェアハウスの入居時に必要なもの

シェアハウスには電化製品や家具が備え付けられています。そのため、一人暮らしを始める場合より入居時に持ち込む荷物は少なくてすみます。しかし、シェアハウスに準備されていないものもあるので、事前に確認して準備しておきましょう。

衣類、タオル、歯ブラシ、お風呂セット、ハンガー、ドライヤー、充電ケーブルなどは自分で持ち込む必要があります。旅行する際に持っていくものと考えるとわかりやすいかもしれません。

さらに自分の個室で利用するものは自分で準備しなくてはいけません。机や椅子、ベッド、布団、勉強用のデスクと椅子、本棚や収納用具など準備しておきましょう。フレッシュルームのシェアハウスのように、机や椅子、ベッド完備の物件もあります。事前に個室にどんな家具があるのか確認して、足りないものは入居時までに準備しましょう。

また、掃除機以外の掃除用具、洗濯カゴ、スリッパ、衣服ケースがあると役立ちます。個室にクローゼットがない場合は、ホームセンターで販売している折りたたみ式クローゼットがあると便利です。

シェアハウスの入居時にいらないもの

一方でシェアハウスの入居時に準備する必要がないものもあります。

一般的な電化製品や家具は備え付けられているため必要ありません。たとえば、冷蔵庫や洗濯機、掃除機、調理器具、ダイニングテーブルなどは準備不要です。さらに、シェアハウスによっては食器や調味料、洗剤も準備されている場合があります。 入居前に、共益費で購入されているものを確認するようにしましょう。

また、個室のスペースは限られています。ここ1年使用していないものは持って行かない、足りなくても後で購入できると考えるなど、自分の中で基準を決めて、荷物を厳選することが大切です。

まとめ

今回はシェアハウスへの入居までの流れと、入居時に必要なものについて解説しました。

内覧のときは、シェアハウスの中だけでなく駅からの道のりや、建物の周辺環境も見ておきましょう。初期費用は、契約前の段階で入金する必要があります。申し込みの前に、初期費用の金額や支払い方法、支払期限を確認しておきましょう。

シェアハウスには電化製品や家具が備え付けられています。入居前に、何が備え付けられているのか確認することで、持ち込む荷物を減らすことができます。

シェアハウスの入居を検討している人は、今回の内容を参考にして楽しいシェアハウスライフをスタートしましょう。