シェアハウスでは、一人暮らし用の賃貸物件にはない味のあるキッチンや、料理番組を撮影するスタジオのような広いキッチンが使えるところもあります。
料理好きにとってはそれだけで魅力的に感じられるかもしれませんが、これまで料理をしてこなかった人にとっても、シェアハウスでの料理にはメリットがあります。
この記事では、そんなシェアハウスでの料理で得られるメリットと、シェアハウスで料理をする上での注意点を解説します。
料理が上達するほか、節約できる、栄養バランスの管理にもつながるなど、さまざまな方面でのメリットがありますので、ぜひ参考になさってください。
シェアハウスで料理をするメリット
シェアハウスでの料理をとおして得られるメリットは多くあります。
どのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
一人暮らしでは難しい大きなキッチンで料理できる
シェアハウスでは、一般的な一人暮らし用物件にはないキッチンがあります。
昔ながらの戸建てのキッチンでは、まるで実家のようなあたたかい雰囲気のなか料理ができます。一方でおしゃれで都会的な雰囲気のキッチンや、料理番組に登場するような広々としたキッチンなどもあるでしょう。
一人暮らし用の賃貸部屋では狭くて使えない大型の調理器具でも、作業スペースが充分にあるので、複数のガスコンロを使い同時に複数の料理を作れます。仕事が忙しくて毎日のように料理ができない場合でも、一度の料理で数日~一週間分の作り置きをすることも可能です。
料理をたくさん作ったら、別の入居者に「おすそ分け」して交流を楽しむのもよいでしょう。料理がきっかけで入居者同士の距離が縮まり、シェアハウス生活の充実にもつながるはずです。
調理器具が充実している
シェアハウスでは基本的が調理器具は揃っているため、自分で鍋やフライパンを購入しなくても料理を楽しむことができます。料理好きや食事の好きな人が集まるコンセプトシェアであれば、ハイスペックな調理器具や、大型の調理器具を用意しているところもあるでしょう。
一人暮らしでは使いにくい調理器具を自由に使えることで、自宅で同じ食材を使って料理するよりも楽しみながら料理ができるはずです。
余分な食費をカットできる
仮に自分一人が作り、余った分を「おすそ分け」して別の入居者が食べるだけだとしても、いくらか食費として支払ってもらえることもあるので、余分な食費の削減につながるでしょう。
一緒に作る人数や食べる人数が多くなるほど、食費の負担額が減るので安上がりになります。もし食費のカットを狙ってシェアハウスを選ぶのであれば、同じ料理好きが集まる料理に特化したコンセプト型シェアハウスや、人数が多いシェアハウスを探すとよいかもしれません。
栄養バランスの取れた食事を心掛けられる
「一人暮らしで誰にも見られないと、つい食事を手抜きしがちになってしまう」という人は、多いのではないでしょうか。帰宅が遅くなり翌日の朝も早くから予定がある場合などには、簡単な時短料理になり、栄養バランスに偏りが出がちです。
ただ、シェアハウスであればキッチンは共有部分。つまり、シェアハウスのキッチンを使えば、自然と別の入居者たちの視線を感じながら料理をすることになります。「第三者の目」があることで、献立を考えて作るように意識するかもしれません。
作りすぎてもシェアメイトに食べてもらえる
料理を作りすぎたとき、一人暮らしであれば食べきれずに余ってしまいますが、シェアハウスでは入居者への「おすそ分け」ができることもありまます。
また、おすそ分けをとおして会話が弾み、入居者同士で仲よくなるきっかけとなるかもしれません。レシピや料理の感想などを共有し、コミュニケーションをとってみましょう。
シェアハウスで料理をするデメリット
ここで、シェアハウスで料理をするときのデメリットも見ていきましょう。
キッチンを使用する時間が被る可能性がある
共有スペースにキッチンある場合には、一人暮らしとは違って占領できません。別の入居者もキッチンを同じように使うので、使いたい時間が被る可能性が出てきます。
そのため利用者の多い時間帯には、時間の掛かる料理は避け、片付けも素早く行うとよいでしょう。また、ほかの入居者と仲よくなれば、時間が重なってしまっても一緒に作ることができるため、普段からおすそ分けするなどして関係性を築いておくとよいでしょう。
料理している場面を見られる可能性がある
シェアハウスのキッチンは共有スペースである以上、どうしても別の入居者からの視線が避けられません。
常に誰かが自分が料理をしている姿を見ている可能性があるということです。そのため、人の視線が気になる場合にはデメリットかもしれません。ただ、第三者の視線があることで、先ほど挙げた「栄養バランスの取れた食事を心掛けられる」ことにもつながるので、メリットにも置き換えられるはずです。
また、人の視線があることで「手抜きはしたくない」という心理から、手の込んだ料理を
することで料理の腕が上がる見込みもあります。
誰かに料理している姿を見られることは、このように考えようによってはメリットにもなるため、どうしても人からの視線が苦手という場合を除き、それほど心配する必要はありません。
食材が冷蔵庫からなくなっている可能性がある
シェアハウスでは複数の入居者で冷蔵庫を共有するため「冷蔵庫を開けたら、使おうとした食材がなくなっていた」ということが起こる可能性があります。
名前を書いていないと誰の食材かわからないため、うっかり他の入居者が使ってしまうこともあるかもしれません。 使おうと思っていた食材がないことで、再度買い出しにいく手間が発生することもあり得ます。
手間だけではなく食費も増えてしまうので対策が必要です。別の入居者に自分の食材を使われない対策としては、まとめてビニール袋に入れて名前シールを貼るのがおすすめです。
料理好きなら必ずチェックしておきたいポイント
最後に、シェアハウスで料理をする上で押さえておきたいポイントを紹介します。
キッチンスペースや調理器具が充実したシェアハウスを探す
すべてのシェアハウスが充実した調理器具を揃えているわけでは決してありません。
なかにはそれほどキッチンに力を注いでいないシェアハウスもあるため、想像だけで期待を膨らませてしまうと「実際に住んでみてからキッチンが狭かった」「使いたい器具がなかった」と、落胆してしまうこともあるでしょう。
そのため、シェアハウスを探す際には、画像や物件情報などをしっかりチェックしましょう。一般的なシェアハウスの物件案内ではキッチンにある設備や雰囲気、使い勝手などが把握できます。また問い合わせをすれば、どんな調理器具が使えるかも事前に把握できるはずです。
写真だけではなく内覧して設備を確認する
パソコンやスマートフォンを通して写真で見ただけでは、どうしても実際の広さや奥行きなどがわかりません。
また、作業スペースの高さが自分の身長と合っていない場合、腰を痛めてしまう恐れもあります。
何より、使い勝手がまったくわからないと、
「思っていたより狭い」
「使いたかった調理器具が故障して使えない」
などトラブルになる可能性も否めません。
写真で見るだけではなく、事前に内覧をしてしっかり確認をしておけば、このようなトラブルは未然に防げますのでお気軽に内覧予約をしてみてください。
まとめ
今回は、シェアハウスで料理をする上で得られる5つのメリットを中心に、押さえておくべきデメリットや注意点をあわせて解説いたしました。
一般の賃貸物件にはない、あるいは金銭的に余裕がないと手が出せないような調理器具が広々としたキッチンで使い放題なのは非常に大きな魅力です。
一度に多くの料理を同時に作れることで、入居者におすそ分けして仲よくなるきっかけにもなったり、一緒に料理をしたりレシピの教え合いによっても良好な関係を築きやすくなり、料理をとおしてシェアハウス生活の充実につながっていきます。
FRESHROOMではキッチンの使い勝手や調理器具、料理 にこだわりたい方にとって魅力的なシェアハウスを展開しているため、ぜひお気軽に内覧の予約を検討してみてください。