語学上達を目指していたり、幅広い交友関係を欲していたりするなら、外国人と交流するにはどうすればよいのか考える機会もあるでしょう。
外国人と交流をするにはたくさんの方法がありますが、自分の性格に合った方法を選ばなければ、人と接すること自体に疲れてしまうこともあります。また、外国人と接する際に配慮すべきポイントもあるので、交流を始める前にしっかりとチェックしておきましょう。
外国人と交流する方法
普段日本で生活していると、外国人と交流する機会は少ないかもしれません。自分から積極的にコミュニティに入らなければ、交流も生まれないケースがほとんどです。
しかし、外国人と交流する方法はたくさんあります。いくつか方法を紹介しますので、自分に合ったスタイルで外国人との交流の機会を増やしていきましょう。
シェアハウスを利用する
シェアハウスのなかには、外国人との交流をコンセプトにしたものがあります。そうしたシェアハウスにはさまざまな国の人が集まるため、ひとつの場所で何ヶ国もの人たちとの交流ができます。
シェアハウスは基本的に自炊生活となるので、ほかの国の料理を食べる機会も増えていくでしょう。一緒に住みながらお互いの文化や語学を知れるので、海外に行かずとも貴重な経験ができる可能性が高いです。語学だけではなく、実際に文化に触れられる経験は、学びにもつながりやすいはずです。
アプリやSNSを使う
外国人との交流の機会を増やすには、アプリやSNSを使うのも有効です。日本や近隣に住む外国人とアプリやSNSでつながることで、チャットから関係を作り上げることができます。いきなり会って話すのは不安がある場合は、アプリやSNSの利用を検討してみてください。
ただし、アプリやSNSは素性がはっきりしないケースもあります。自分を守るためにも、自らで交流の条件を作ってからスタートしたほうがよいかもしれません。
国際交流会に参加する
国際交流会に参加すると、確実に外国人と交流する機会が持てます。国際交流会でもさまざまな国の人たちとの出会いがあるので、自分の視野を広げられるでしょう。国際交流会をきっかけに友達になることも多く、離れ離れになったとしても交流が続いていくケースもあります。
国際交流会を探す際は、地域のコミュニティセンターに足を伸ばすのもひとつの方法です。地域のコミュニティに顔を出し、外国人と交流したい意志を示せば、自然と交流できる機会もセッティングされるかもしれません。
英会話スクールに通う
英会話スクールも、外国人と交流できる機会の多い場所です。とくに交流の場をもちやすいのは、個人で英会話スクールを開講しているパターンです。個人の英会話スクールは自宅で開かれていることが多く、週末にはホームパーティーを開いて生徒さんを招くこともあります。
まずは英会話スクールの先生と友達になることで、そこからどんどん輪が広がっていくこともあるでしょう。信頼できる人からの紹介であれば、きっと素敵な交流の機会を持てるようになるはずです。
ゲストハウスに行く
積極的にゲストハウスに行くのも、外国人と交流するうえではおすすめです。ゲストハウスは安価な値段で宿泊できる場所なので、比較的若い年代の外国人と出会うことができます。世界中から外国人が集まってくるゲストハウスに目を向ければ、新たな交流の機会をもてるでしょう。
ゲストハウスでは1対1で知り合える機会も豊富なので、信頼関係を築ける外国人の友達にも出会える可能性が高いです。これまでの旅行でホテルに宿泊していた人は、思い切ってゲストハウスに絞って旅行を企画してみるのもよいかもしれません。
外国人の多い店舗に行く
外国人と交流するために一番簡単な方法は、外国人の集まる店舗に行くことです。もし住んでいる地域の近くに外国人が多く集まる店舗があれば、積極的に顔を出してみてください。外国人が集まるのはカフェやバー、居酒屋などが多いのも特徴といえます。
外国人の集まる店舗では定期的にイベントを開催している場合もあるので、まずはイベントに顔を出してみるのもおすすめです。ひとりで参加するのが恥ずかしい場合は、仲のよい友達も誘って店舗に足を伸ばしてみましょう。
外国人の多いイベントに参加する
外国人の多いイベントに参加するのも、より多くの人と交流できるチャンスが生まれやすくなります。たとえば、お酒が好きなのであれば「オクトーバーフェスト」などのイベントに参加し、交流の機会を作る方法もあります。
また、スポーツバーでは試合観戦のイベントを開催していることが多いため、外国人にも話しかけやすい雰囲気があります。スポーツという話のタネがあることから、仲を深めやすくなるかもしれません。
観光ガイドやボランティアに参加する
外国人向けの観光ガイドやボランティアに参加するのも、ひとつの手段です。観光ガイドを務めれば、日本や地域のことに詳しくなれるだけでなく、外国人との接点ももてる一石二鳥のチャンスになります。
ボランティアにも、外国人に向けられたものが多くあります。たとえば行政が募集している日本語教室ボランティアなども見逃せません。外国人に日本語を教えるのが役割ですが、自分のスキルを十分に発揮できる環境があれば、積極的に行動してみてください。
外国人を自宅に泊める
抵抗がなければ、外国人を自宅に泊めるサービスに登録するのもよいでしょう。旅行サービスで登録できる場合もありますが、どこかの国と姉妹都市となっている自治体によっては、地域でホームステイを受け入れているパターンもあります。
ホームステイの期間は、短期だと1週間、長期となると1年ほどになることが多いでしょう。ただし、ホームステイで外国人を受け入れるには、厳しい審査をクリアしなくてはなりません。自分の意志だけでは決められないものですが、挑戦してみる価値はあります。
外国人と交流する際のポイント
外国人と交流したいと考えるのは素晴らしいことですが、同時に、外国人と交流するにあたって配慮すべきポイントもあります。どのような点に注意すべきなのか、詳しくみていきましょう。
コミュニケーションを大切にする
外国人と交流するには、何よりもコミュニケーションを大切にしなければなりません。学び取る姿勢も素晴らしいことですが、自分の意見をしっかりもっておかなければ、外国人の相手からは鈍い反応が返ってくることもあります。
反対に、自分の意見だけを話すのではなく、相手の話に耳を傾けることも大切です。また、外国人と話すときは、非言語コミュニケーションにも気を配る必要があります。笑顔を意識したり、相槌をうったりと、相手としっかりコミュニケーションをとる意志を示さなくてはなりません。
文化や宗教に関して理解する
文化や宗教について理解しておくのも重要です。外国人はさまざまな文化や宗教の背景をもっているため、理解がないと判断されれば、相手からは「侮辱された」と判断されてしまいます。外国人と交流するからには、文化や宗教への知識を頭に入れておく必要があるでしょう。
英語の上達だけを目的とした交流は控える
英語や語学の上達のみを目的にすると、相手を嫌な気持ちにさせてしまいます。英語や語学というツールでコミュニケーションをとりたいという目的自体は問題ありませんが、相手を自分の都合のよい人物として捉えることはやめましょう。
まとめ
日本で外国人と交流する方法は、とても豊富です。普段外国人と交流しづらいエリアに住んでいるなら、外国人が集まるような場所に積極的に顔を出すことが大切かもしれません。また、周囲に外国人と交流したいという話をすれば、周りから紹介してもらえる可能性もあります。
外国人と積極的に交流の機会をもつのはよいことですが、外国人側の気持ちにも配慮した行動を意識しなければなりません。英語や語学だけの知識を身につけたままコミュニケーションをとってしまうと、外国人に失礼を働いてしまうおそれがあります。
お互いを尊重しながら交流するためにも、語学のほかに最低限の文化や宗教など、必要な知識も身につけておきましょう。
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