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2023.06.20#一人暮らし#不安#女性

女性の一人暮らしは不安?不安を解消するための物件探しを紹介

これから一人暮らしを検討している女性のなかには、大きな不安を抱えている人もいるでしょう。とくに大きな心配事は、防犯面かもしれません。ある程度自分の身は自分で守らなければ、後に大きなトラブルに巻き込まれてしまうおそれもあります。 本記事では、女性が安心して暮らせる物件探しのポイントを紹介します。あると安心な設備や、女性の一人暮らしでもできる対策をお伝えしますので、参考としてお役立てください。

不安を解消するためのエリア・物件の探し方

女性の安全な一人暮らしを目指すためには、物件選びはもちろん、どのようなエリアを選ぶのかも重要です。物件やエリアによっては、治安が悪いと判断されるようなものもあり、選び方を間違えるだけで身を危険にさらしてしまうおそれがあります。 できるだけ安心のエリアや物件に暮らせるようにしましょう。

まずはおすすめのエリアや物件について紹介しますので、なるべく条件に当てはまるようなところを見極めてください。

おすすめのエリア

女性の一人暮らしにおすすめのエリアは、物件の近くに大通りや駅があることです。駅から徒歩10分以内の物件であれば、安心して暮らせる可能性が高いです。

駅から離れ、さらに人通りの少ない場所は家賃が安く、質のよい物件が多いこともありますが、女性の一人暮らしを考慮するとあまりおすすめはできません。セキュリティー面がどうしても甘くなってしまうのです。 「駅から遠い」「人通りが少ない」「車が通れないほどの狭い道」という条件が当てはまるエリアは、避けてください。河川敷や繁華街、公園などから近い物件も避けたほうがよいでしょう。 河川敷や公園は治安のよいイメージがありますが、人が集まりやすいエリアだけあって、トラブルが起きるリスクも高くなります。

また、街灯の少ないエリアにある物件もおすすめできません。 好ましいのは、街灯が多く、夜に出歩いても明るいエリアです。さらに物件の周辺にファミリー層が暮らしているエリアであれば、より安心して暮らせるでしょう。すべての条件をクリアするのが難しい場合は、駅や大通りの近さを優先して物件を選んでください。

おすすめの物件

物件の設計面でも、気を付けるべきポイントがあります。とりわけ注意したい点は、外から部屋の中が見えないかです。 1階は外からでも部屋の中が見えやすく、さらに侵入しやすくなっています。女性が一人暮らしをする場合は、できるだけ1階は避けたほうがよいでしょう。

ただ、2階以上だとしても安心はできません。向かいに2階以上の建物がある物件や、周辺に坂があると、外から部屋の中が見えるおそれがあります。女性が一人暮らしをしていると分かるだけでもリスクが上がるので、細心の注意を払いましょう。 また、なるべく死角のない物件を選ぶことも大切です。たとえばベランダが死角になっていると、下着を盗まれてしまったり、簡単に侵入されてしまったりすることがあります。 さらに、部屋に行くまでの階段に死角があっても侵入しやすくなってしまいます。

物件探しをする際は、部屋の間取りなどだけではなく、物件の環境なども詳しく確認しておいてください。

あると安心の設備

女性の一人暮らしの場合、あると安心な設備があります。複数の物件で迷っている場合は、設備の充実度で選ぶとより安心して暮らせる空間を手に入れられるでしょう。どのような設備を重視すればよいのか、早速紹介します。

オートロック

女性の一人暮らしには、オートロックがあると安心です。オートロックは、物件のエントランスに設置されているセキュリティーシステムです。 自動で施錠を行ってくれるので住民以外は入りにくく、さらにオートロックというだけで不審者から狙われにくくなるため、防犯面でもかなり役に立ちます。オートロック付きの物件は家賃が高くなる場合がありますが、心身の安全には代えられないでしょう。

カメラ付きインターホン

カメラ付きのインターホンも、女性の一人暮らしには活躍します。インターホンにカメラが付いていれば、誰が来たのか瞬時にチェックできます。 その際には玄関のドアを開けずに済むため、とても安全です。カメラ付きインターホンの物件は、オートロック付きの物件よりも家賃を抑えられる可能性が高いでしょう。

洗濯機置き場

女性の一人暮らしは、洗濯機置き場にも気を配らなければなりません。家賃の安さを優先してしまうと、洗濯機置き場が外になる場合があります。 廊下やベランダなど、物件によって洗濯機の配置はさまざまですが、女性の一人暮らしであれば洗濯機置き場は室内にある物件を選んでください。

防犯カメラ

物件のなかには、防犯カメラが設置されているところもあります。防犯カメラが設置されている場所は、大抵の場合は共用スペースです。とくにエントランスなどが多いでしょう。 防犯カメラは24時間動いているので、不審者は寄りづらくなります。不審者が犯行場所に選ぶのは、侵入しやすい物件です。その点では、防犯カメラがある時点で犯行を避けるので、安全な暮らしを送れます。

ピッキングされにくい鍵穴

気に入った物件に鍵穴がある場合は、ピッキングされにくいかどうかもチェックしてください。ピッキングされやすい物件であれば、いくら気に入った物件であっても諦めたほうが賢明です。鍵が二重で付いている物件については、セキュリティー面は問題ないでしょう。

シェアハウスに住む

賃貸物件でお部屋探しをしていると、シェアハウスはあまり頭に浮かばないかもしれませんが、シェアハウスは、寝室にあたる個室以外を共有する建物です。完全個室と表示のある物件であれば、必ず1人に対して、1部屋の個室があるので、プライベートもしっかり確保することができます。そのため、一人暮らしではあるけれど、外部の人からすると一人暮らしには見えないので、それだけでも防犯のリスクはとても低くなります。

自分でできる防犯対策

自分自身の安心・安全を守るためには物件選びも大切ですが、自分で自分の身を守る対策を練ることも欠かせません。豊かで楽しい暮らしを守るためにも、どのような対策をすればよいのか具体的に紹介します。

家に着くまで注意

いくら安心・安全の物件に暮らしていようとも、自宅に到着するまでの道のりでトラブルがあっては本末転倒です。とくに女性がひとりで夜道を歩くのは、常に危険が伴います。 そのため、帰り道であっても気を抜かないようにしてください。

たとえば歩きながらスマホを操作していたり、音楽を聴いたりしていると、知らない間に後をつけられ、自宅が知られてしまうこともあります。 被害を避けるためには、自分が周りを警戒していることを表さなければなりません。

たとえば「たまに後ろを振り返る」「早歩きして帰る」など、不審者に隙を感じさせないような動作が必要です。

家に入ったらすぐ鍵を閉める

自宅に帰ったら、すぐに玄関の鍵を閉めることも大切です。できれば靴を脱ぐ前に鍵を締め、ドアチェーンをかけるまでをセットにするのが好ましいでしょう。

「オートロックが付いているから」と安心するのも危険です。雨どいや塀をつたって部屋に侵入されるリスクもあるため、自宅にいる・いないに関わらず、窓などの鍵を閉めるのも習慣づけましょう。

また、チャイムが鳴ってすぐにドアを開けるのは避けましょう。ドアを開けるときは相手をよく確認する意味でも、ドアチェーンはつけたまま応対してください。

一人で暮らしていることをバレないようにする

「女性が一人暮らしをしている」と周囲に知られるだけでも、被害に遭うリスクはぐんと上がってしまうのが現実です。女性の一人暮らしと知られる要因は、外から部屋の様子が見えてしまうことです。

たとえば、花柄のカーテンをつけているだけでも、女性の一人暮らしだと思われてしまうのです。外から女性の一人暮らしだとバレないようにするためにも、カーテンは厚手の遮光カーテンを選ぶとよいでしょう。また、下着の洗濯物を干す場合は、室内に干すことをおすすめします。

まとめ

一人暮らしは自由が増えるからこそ、とてもワクワクするものです。しかし女性の一人暮らしとなると、犯罪の標的にされやすく、不安もともなうでしょう。

不安を少しでも解消するためには、物件選びから防犯対策を見据えなければなりません。100%の安全を保証することは難しいですが、自分の意識次第で高い防犯対策を練ることも可能です。さらに犯罪に巻き込まれないためには、普段の暮らしからも行動を改める必要があるかもしれません。

不安が解消されない場合は、複数人が同じ物件に集まっているシェアハウスへの入居もおすすめです。

帰り道で怖い思いをしたとしても、自宅に帰れば誰かがいる安心感は心強いものです。一般的な一人暮らしと比べて犯罪の標的にされにくく、高い防犯対策が実現するでしょう。