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2023.07.10#デメリット#マンスリーマンション#メリット

マンスリーマンションのメリット・デメリットとは?

マンスリーマンションは、1か月単位でマンションを借りられるため、長期出張のビジネスマンや観光客、受験生などに人気です。入居に際しての敷金や礼金が不要で、ほとんどの物件で、ベッドやエアコン・冷蔵庫などの家具や家電が用意されているため、身体ひとつで手軽に引っ越せるのがメリットです。

一方で、滞在を延長できない・住民票を移せない・長期滞在すると割高、などのデメリットもあります。

この記事では、マンスリーマンションのメリットとデメリットについて紹介します。

マンスリーマンションのメリット

マンスリーマンションは、高額な敷金や礼金を支払わずに、1か月単位でマンションに居住できる仕組みです。ホテルでは割高と感じる長期出張のビジネスマンや観光客、海外在住者の一時帰国者などに人気があります。

ご自宅をリフォームする際の仮住まいや、遠方でご家族が入院する際の付き添いのために、利用する方もおられるでしょう。この項目では、マンスリーマンションのメリットを紹介します。

保証人や保証会社が原則不要で契約できる

マンスリーマンションに入居する際は、原則的に保証人や保証会社が不要です。基本的には免許証や保険証・パスポートなどの身分証明書があれば、申し込みできます。

申込書類は、FAXやメールで送るだけで入居できるという手軽さです。書類手続きが簡単なので、通常の賃貸に比べると短期間で入居できます。事前に家賃を振り込むだけで、審査しなくても入居出来るタイプもあります。

短期間なら安く暮らせる

マンスリーマンションに入居するときは、敷金や礼金・仲介手数料などの初期費用が発生しません。実質的な家賃だけを支払えばよいため、短期間なら一般の賃貸物件よりも安く暮らせます

まとまった初期費用を用意する必要がないことは、大きなメリットだと言えるでしょう。

最小限の荷物で引っ越せる

マンスリーマンションは、家具・家電付きが一般的です。ほとんどの物件に、洗濯機・電子レンジ・冷蔵庫・ベッド・エアコン・テレビなどの家具や家電が、あらかじめ備え付けられています。

物件によっては、パソコンや加湿器・ドライヤー・バスタオルなどが用意されていることもあります。そのため、必要最小限の荷物で引っ越せるのがメリットです

ライフラインを個人で契約せずに使える

マンスリーマンションの場合、通常の賃貸と違い、自分で水道やガス・電気会社と契約する必要がありません。料金は基本的に固定式で、1日当たり約700円、1か月で約2万円が相場です。

また、ほとんどのマンスリーマンションで、Wi-Fiを使用できます。家賃にインターネット料金が含まれているケースもあります。ただし、光熱費が固定式の場合、通常の賃貸やシェアハウスに比べると料金は割高になります。

セキュリティ対策がしっかりしている

マンスリーマンションは、マンションとして造られた物件を改装して利用しているケースが多いため、ほとんどの物件で一般のマンションと同様のセキュリティが整っています。通常の賃貸物件と比べて、人の入れ替わりが激しいことを考慮し、セキュリティをより厳重にしているケースもあります。

余程古い物件でなければ、建物の入り口にオートロックや防犯カメラが備わっているため、セキュリティに関して心配する必要はありません。

マンスリーマンションのデメリット

マンスリーマンションは、賃料の支払い方や契約内容などの多くの点で、普通の賃貸と異なっています。住民には、長期出張の社会人や受験生、旅行客、外国人、入院の付き添い、一時帰国者など、多種多様な状況の方が集まります。

生活スタイルや価値観が合わないために摩擦が起きて、トラブルが発生することもあります。この項目では、マンスリーマンションのデメリットを紹介します。

一般的な賃貸物件より賃料が高い

マンスリーマンションは、あらかじめ家具や家電が備え付けられています。また、海外からの旅行者や長期出張者など、短期間住む人のニーズが多いので、一般の賃貸物件の2割ほど割高に設定されています。

また、水道や電気・ガス会社はあらかじめ契約されているので、入居者が会社やプランを変更することはできません。光熱費は定額であることが多く、この金額も通常より高めに設定にされていることがほとんどです。

賃料を一括前払いしないといけない

予定する期間の賃料は、事前にすべて払い込む必要があります。例えば3か月の入居なら、3か月分の賃料を前払いします。

元々割高な家賃や光熱費を一度に支払うため、滞在が長期に及ぶ場合は、かなり大きな負担になります。物件によっては、退去時に清掃費や退去費用を追加請求されることもあります。
退去時にトラブルにならないよう、事前に契約をよく確認しておきましょう。

基本的に内見できない

マンスリーマンションは住人の入れ替わりが激しく、入居の直前まで人が住んでいる場合が多いため、ほとんどのケースで内見ができません。入居してはじめて、実際の内装や設備を目にすることになります。

そのため「こんなはずじゃなかった」「イメージと違う」とトラブルになることがあります。入居したら隣人がうるさかった、壁が薄くてTVの音や会話が筒抜けになる、というパターンもあります。

入居後のギャップを減らすために、物件の間取りや内装・周辺環境をよく確認しておきましょう。

家具家電を自分で選べない

マンスリーマンションの家具や家電は、事前に管理会社により用意されています。あとから自分好みに変更することはできません

最初に購入しなくてもよい点は便利ですが、不用な家具や家電がある場合、邪魔になってしまう可能性があります。カーテンやじゅうたんなどの内装も変更できないため、インテリアに個性を発揮したい方には不向きです。

自分らしい住まいにこだわりたい方は、シェアハウスか賃貸を検討しましょう。

住民票を移せない

マンスリーマンションは、法律上は生活の拠点となる「住所」ではなく、一時的に滞在するための「居所」という扱いになります。このため、仮に1年以上契約しても、住民票は移せません

物件情報や契約書には「住民票移動不可」と明記されます。住民票を移せないと、公的な通知が来なかったり、自治体のサービスが受けられなかったりする恐れがあります。

「家賃を節約したいけど住民票は移したい」という方は、シェアハウスを検討しましょう。

マンスリーマンションはどんな人におすすめ?

マンスリーマンションには敷金や礼金が必要ないため、身軽に引っ越せることが最大の魅力です。入居審査が簡単なので、長期出張や単身赴任のビジネスマン、海外在住者の一時帰国などに最適です

マンスリーマンションにはキッチンがあるので、ご自宅がリフォーム中の方や、一人暮らしの練習をしてみたいという方にもおすすめです。電子レンジやケトルが用意されている物件が多いので、簡単な食器類を用意するだけで調理できます。

「ふだん料理しないからキッチンはいらない」という方も、外食ばかりでは体調を崩してしまいます。軽食を作れるキッチンは、滞在中も健康な生活を送りたい方の心強い味方となるでしょう。

まとめ

マンスリーマンションは、初期費用をおさえて手軽に入居できる点がメリットです。家具や家電を自分でそろえる必要がないため、スーツケースがあれば引っ越せます。

しかしインテリアや家電を変えられない、光熱費が固定されていて割高、価値観の違いからトラブルが起きやすい、というデメリットもあります。

その点、シェアハウスなら、洗濯機やキッチン・お風呂などを共用しながらも、個人のスペースを自分らしく居心地のよい空間にデザインできます。

最近では、さまざまな目的別のシェアハウスが募集されています。志を同じくする仲間が集まれば、新しい交友関係に発展するかもしれません。是非一度、ご希望の地域で理想のシェアハウスを探してみてください。