少ない荷物で、気軽に生活ができるマンスリーマンションですが、1か月単位での契約になるため、長期より短期間の滞在に向いています。
しかし一方で、希望の条件に合った物件を見つけるのは難しく、意外にも総費用が高額になるといった失敗例も少なくありません。
そこで今回は、マンスリーマンションの選び方と、よくある失敗例についてまとめています。マンスリーマンション以外の選択肢である、シェアハウスについても紹介していますので、興味がある方は参考にしてください。
マンスリーマンションとその他賃貸の違いや注意点
分譲物件が増加傾向にある昨今、賃貸マンションやアパートのほかに「マンスリーマンション」も誕生しました。
マンスリーマンションとは、ひと言でいうと「月単位で契約を結ぶ」マンションです。家具付きであることも大きな特徴ですが、一時的に家を借りたい方におすすめの物件です。ウィークリーマンションと呼ばれる物件もありますが、こちらは週単位で契約するのが特徴で、期間に違いがあります。
ここでは、マンスリーマンションと、その他賃貸の違いや注意点について解説します。
探す際の機関
マンスリーマンションを取り扱っている不動産会社は、まだまだ少ないため、探す際は専門サイトの方が、希望条件に合った物件が見つかりやすいです。また、内覧もしなくてよいため、急いで物件を探している方に最適でしょう。
一方で賃貸マンションは、不動産会社でも多く取り扱っているのが基本です。
初期費用
一般的に、マンスリーマンションは初期費用がほとんど発生しません。ただ、管理費や保険金、鍵交換などの費用はかかるため、契約前に確認が必要です。物件によっては、水道光熱費が賃料に含まれる場合もあるため気をつけましょう。
契約方法
マンスリーマンションは、送られてきた書類に必要事項を記入し、メールもしくは郵送するだけで、簡単に契約できます。ただし、身分証明書は、顔写真付きのものしか認められていないため注意が必要です。
内覧の可否
ほとんどのマンスリーマンションは、内覧をしなくても入居ができます。入居状況に関係なく掲載しているため、すぐに入居できない場合がほとんどだからです。「イメージと違った…」ということのないように、不動産会社に相談したり、間取りや写真をしっかりチェックしたりする必要があります。
家具家電の状況
家具家電付きの物件が多いため、賃貸マンションとは違い、すぐに入居できるのが特徴です。ただ、なかには設置されていない物件もあるため、事前に確認しておく必要があります。
洗濯機がない代わりに、コインランドリーを設けている物件もあるため、細かい設備については、しっかりと調べておきましょう。
マンスリーマンションの探し方
月単位で契約するため、気軽に入居できるイメージがあるマンスリーマンションですが、意外にも自分に合った物件を探すのは難しいです。ひと口にマンスリーマンションといってもさまざまなので、しっかりポイントを押さえて探しましょう。
ポータルサイトでの検索
マンスリーマンションの探し方は、主にポータルサイトでの検索・管理会社への問い合わせ・検索エンジンの3つが挙げられます。
ポータルサイトでの検索は、エリア・築年数・駅からの距離など、細かい条件から検索するもので、希望条件に合った物件が見つかりやすいのがメリットです。一方で、エリアによって物件数に差があるため、地域特化型を併用するなど、工夫が必要になります。
マンスリーマンション管理会社への問い合わせ
自分で探す手間を省きたい方は、マンスリーマンション管理会社へ問い合わせる方法もあります。希望条件を伝えるだけで、自分に合った物件を紹介してもらえるため、比較的スムーズに探せるでしょう。譲れない条件がある方には最適です。
検索エンジンでの検索
自分で探してみたい方は、検索エンジンを使うのもおすすめです。「マンスリーマンション 地名」を入力すると、キーワードに沿った物件が一覧表示されます。希望のエリアがある場合は、この方法でも充分でしょう。
マンスリーマンション選びの失敗例
気軽に入居できる印象があるため、ギリギリに申し込んで部屋が埋まっていたり、総費用が高額になってしまったりなど、失敗例も少なくありません。
スムーズに入居するためにも、以下の点に気をつけて契約しましょう。
備品の把握が不足していた
基本的に、家具家電付きの物件が多いため、あるだろうと思っていたものがなく、慌てる方が多いです。マンスリーマンションは、物件によって設備が整っていないところがあるため、しっかりと備品を把握できていないと、無駄な出費が増えます。
何が付いていないのか、事前にしっかり確認することが大切です。
部屋の確認が不足していた
マンスリーマンションは、入居状況に関わらず掲載しているため、入居したいタイミングで部屋が埋まっている場合があります。また、部屋の詳細が分からないことも多いので、住みはじめてから失敗する方は少なくありません。
「こんなはずじゃなかった」とならないように、住環境や間取りなど、できる限りの情報は調べておきましょう。
利用希望日直前で申し込んだ
マンスリーマンションの契約で多いのが、利用希望日直前で申し込むケースです。すぐに入居できるイメージがあるマンスリーマンションですが、実際は埋まっていることが多く、先約が退去しないことには住めません。
こだわりがない方は、ほかの物件を探す方法もありますが、妥協したくない方は1か月前から探すようにしましょう。
総費用が高額になってしまった
賃貸マンションに比べて初期費用が少ないため、軽い気持ちで申し込みをしたら「思いのほか総費用が高くなってしまった」という方も多いです。
実際は、賃貸マンションより賃料やランニングコストが高く、自治体の公的サービスが受けられないなど、デメリットも存在します。 備品の確認不足で、かえって出費が増えてしまうケースもあるため、長期滞在には不向きです。あくまで、半月~1か月を目安に住むのに適しています。
マンスリーマンション以外の選択肢はある?
短期間の滞在に適しており、誰でも気軽に住めるマンスリーマンションですが、そのほかの賃貸に比べると、賃料やランニングコストが高いため、契約するのに少し躊躇ってしまいます。
そこで、マンスリーマンション以外の選択肢として、1か月から利用できるシェアハウスがおすすめです。
1か月から利用できるシェアハウス
数週間であれば、ウィークリーマンションでも可能ですが、やはりこの場合も賃料は高くなります。シェアハウスは、複数の人と生活をシェアするため、賃料も安く、マンスリーマンションのように、1か月から利用できるため、一時的に住みたい方に向いています。
今人気のシェアハウス「FRESHROOM」は、低コスト・短期契約は1か月から・更新料なし・家具家電付き・光熱費は定額制を謳っており、若い世代に注目されています。
マンスリーマンションとの違い
シェアハウスは、最低数か月からの入居・家賃が安い・ほかの入居者と生活するなどの特徴があります。基本的に長期滞在となるため、数週間からの利用は不可能です。
また、個室以外はすべてほかの入居者と共有することになるため、完全にプライベートを確保するのは難しいでしょう。
家賃がお得
シェアハウスのよいところは、なんといっても家賃が安いことです。物件によって、多少差はあるものの、マンスリーマンションのようなことはないので、比較的お得に借りられます。
ほかの入居者との交流がある
出会いが多いのも、シェアハウスのよいところです。友達同士で入居やひとりで飛び込んで、新しい出会いを見つけるのにも最適でしょう。
まとめ
月単位で契約できるマンスリーマンションは、すぐに申し込みができるので、短期間の滞在に最適です。一方で賃料やランニングコストが高いなどのデメリットもあり、総費用が高くなりやすい傾向があります。
シェアハウスは数か月からの利用になりますが、マンスリーマンションに比べ賃料は安く、長期滞在にも向いています。FRESHROOMなら最短で1か月から契約でき、更新料や事務手数料もかからないので、お得に生活したい方は、ぜひ【HP🔗】をチェックしてみてください。