シェアハウスとは、自分のプライベート部屋とは別に、住居者全員が利用できる共有スペースが用意された賃貸物件のことです。通常の物件よりも初期費用が抑えられることや、住人とたちと気軽に交流ができることから、高い人気を得ています。
今回は、シェアハウスに入居するまでの手順や、内見のポイントなどを詳しくお伝えします。注意すべき要点についてもいくつかご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
シェアハウスを内見するときの流れ
シェアハウスには興味があるけれど、どのような手順で物件を探したらいいのか分からない、とお困りの方も少なくないでしょう。
問い合わせから内見までの流れ
内見までの大まかな流れは、通常の物件探しとあまり変わりません。自分の条件に合った物件をシェアハウスのポータルのサイトなどで探して、内見の日程を調整します。
ただ一点、シェアハウスの場合は、仲介会社ではなく運営会社に直接お問い合わせをしなければいけません。気になるお部屋をサイト内で見つけて、内見可能な日程をメールやお電話で問い合わせます。なかでも、操作方法が簡単であると評判のフレッシュルームでは、HPにて、AIチャットによるサポートが充実しているので、ぜひご活用ください。
契約から入居までの流れ
いくつかの内見を終えて住みたい物件があれば契約に移ります。入居申込書は見学時にお渡しすることが多いですが、書類を渡す場合もあれば、オンラインから申し込む場合もありますでも可能です。まずは入居したいお部屋が空いているかどうか、申し込みたい旨を伝えることが大切です。
ご希望の方法で、身分証明書のコピーなど必要書類を揃えて、入居審査を行います。その際、退去時のハウスクリーニング代として使用されるお部屋をおさえるための保証金が必要になる場合があります。るので、申込む前に必ず契約内容と一緒に、保証金の返還金額や方法についても確認しておきましょう。
無事に審査が終わ通れば、通常の賃貸物件と同様、入居日に鍵を受け取ります。また、フレッシュルームでは敷金返金が不要で、保証金と初月の家賃及び共益費のみで入居が可能です。
シェアハウスの内見で見るべき2つのポイント
内見をする際は、シェアハウスならではの注意すべきポイントがいくつかあります。物件選びに後悔しないよう、要点を大きくわけて二点に抑えました。以下をご覧ください。
部屋の間取りを確認
シェアハウスの部屋のタイプは、いくつかのパターンに分けられます。自分のプライベート空間をしっかり確保できる完全個室タイプ、ひとつのお部屋を二人で利用するセミプライベートタイプ、一室の中に二段ベッドが複数あるドミトリータイプの三つが中心的です。
ただし部屋の広さや間取りによってもさまざまです。プライベート空間が多いシェアハウスでは、簡易的な机や椅子が備え付けられている物件もあり、少ない荷物で引越しができます。ドミトリータイプなどであれば、賃料も安く、ほかの入居者と交流がしやすいのが特徴的です。
しかしその反面、空調や照明といった部屋の設備も共有しなければいけません。入居者との生活リズムも考え、自分にあったシェアハウスを選択しましょう。
ハウスファミリーとの相性を確認
シェアハウスの醍醐味ともいえる、ハウスファミリーとの相性をチェックしましょう。シェアハウスの特色は、間取りや部屋タイプだけではなく、コンセプトによって大きく変わります。
フレッシュルームでは「本に囲まれた生活」をテーマにした豪華な共有スペースが設けられた物件や、広々とした空間にいつでも利用できるカウンターやフィットネススペースが設置してある物件など、目的によって充実した設備を完備しているシェアハウスを数多く取り扱っています。
コンセプト型のシェアハウスに興味がある方は、ハウスファミリーと共通する趣味があれば安心かもしれません。一緒に生活をともにして馴染めそうか、交流ができそうか、内見で入居者と少し話をしてみてみるのもよいでしょう。
避けるべきシェアハウスの特徴は?
これまでは、シェアハウスの内見時に見極めるポイントを中心にお伝えしました。しかし、なかにはさまざまな背景によって避けるべき物件も存在します。その特徴をいくつかまとめましたので、物件選びの判断材料として参考にしてください。
異常に安い家賃設定
シェアハウスの平均的な家賃相場は、地域や部屋のタイプ、間取りなどで大きく変動します。都内の場合、最低でも6万円はかかるでしょう。
裏を返せば、6万円を基準として、これよりも異常に安い賃料であれば要注意です。安いシェアハウス物件がすべて該当するわけではありませんが、安価で提供できる何らかの理由があり、違法性が高いといえます。
一番に考えられるのは、建築コストを抑えたことによる劣悪な住環境です。部屋の狭さやプライバシーの欠如といった環境問題だけに収まらず、耐火性や耐震性などの安全面に関わってきます。おそらくセキュリティ対策も行っていないため、女性の方はとくに危険です。
場合によっては、ネットワークビジネスの会場として使われたり、違法ドラッグの取引が日常的に行われたりする可能性もあります。見学の際に少しでも異変に気づいたら、速やかに引き返しましょう。
脱法ハウス
脱法ハウスとは、建築基準法などに反している可能性の高いシェアハウスのことです。住居に適していない倉庫を使用しているケースが多く、窓や防火機能もないので安全性に欠けています。万が一火事や地震などが起きた際は、非常に危険なので絶対にやめましょう。
表面上は普通の物件に見えても、部屋の中にはいると雑な造りが一目瞭然、という場合も少なくありません。異常なほど天井が低かったり、部屋がかなり狭かったり、間取りに対して募集をかけている入居人数が明らかに多い物件などは、要注意です。
また、脱法ハウスを避けるべき理由として、審査の甘さで入居者の質が悪く、何らかのトラブルに巻き込まれてしまう可能性があるということです。間違っても、契約はしないように気をつけましょう。
ハウスルールが存在しない
シェアハウスなのにルールがないと聞けば、自由度が高くて住みやすいと思う方もいるのではないでしょうか。しかし、年齢や性別、価値観などすべて異なる他人同士が一緒に暮らすわけですから、最低限のルールは必要です。一人ひとりが住みやすい環境というのは、決められた規則のうえで成り立っています。
そのため、ある程度ルールが存在するかどうか、そして、そのルールがきちんと守られているかどうか、という二点を確認しましょう。共有スペースの掃除当番や利用時間、騒音問題など、きちんと規則があったとしても、入居者全員が守っていなければ意味がありません。
とくに、掃除をおこたっている状況だと、衛生的にも悪いので体に悪影響を及ぼす可能性もあります。健康的な生活を維持するためにも、ルールと入居者みんなの協力が必要です。
個人で管理しているシェアハウス
管理会社ではなく、個人で管理をしているシェアハウスはあまりおすすめしません。私物の盗難、セクハラや盗撮といったトラブルが発生する可能性が高く、その後も対応してもらえないケースがほとんどです。
一度このような問題が起きてしまうと、当事者でなくても、入居者同士の人間関係は悪くなります。ハウスメイトとの楽しい交流を想像して入居したつもりなのに、嫌悪感や不信感を抱いた関係性になってしまえば元も子もありません。管理をおこたっているせいで何らかのトラブルが起こりやすく、さらには、そのトラブルに対して対応不能というわけです。
悪質な管理人であれば、自分の都合だけで入居者にルールを押し付けることもあります。フレッシュルームでは、巡回や清掃などの管理が手厚いと業界でも評判です。シェアハウスをお探しの方はぜひご利用ください。
ここまでシェアハウスの内見の流れを解説しましたが、シェアハウスに住むには契約の条件も重要です。こちらでは保証人なしで契約できるか解説しますので、合わせてご覧ください。▶▶▶【シェアハウスの安全性ってどう?オートロックの物件はあるの?🔗】
まとめ
いかがでしたか?シェアハウスと一言でいっても、物件や間取り、コンセプトなどによっても特色はさまざまです。当然ですが、実際に入居をする場合は、既に住んでいるハウスファミリーとの相性も重要です。
シェアハウスに住みたい目的を再確認して、自分の生活スタイルに合った物件を選びましょう。フレッシュルームでは、物件選びから入居したあとまで、手厚い管理やサポートが充実しています。最短で1か月から契約可能なので、気になる方はぜひお試しください。